ワセダシカ ブログ

2020/09/24ワセダシカの臨地・臨床実習のこと

ワセダシカでは昼間部は2年次後期より夜間部は2年次より臨床実習(主に歯科診療所で校外実習)、3年次より臨地実習(診療所以外、病院・福祉施設、企業研修、海外研修など)を行っています。

昼間部では4か所、夜間部では5か所の実習先に行きます。将来どのような歯科衛生士になりたいか?と考える良いきっかけになるとともに、様々な現場を経験することで即戦力となる歯科衛生士となるための良い鍛錬の場です。

歯科衛生士の約9割はみなさんが町でよくみる町の歯医者さんで働いていますが、最近は診療所のみならず、様々な場所で働くことが可能になってきています。歯科衛生士の資格を生かしながら企業でOL(営業職や企画開発など)として働くことや私たち教務のように先生になったりとみなさんが想像する歯科衛生士と少し違う働き方を検討することができるんです。しかも全国で!

町の歯医者さんにおける歯科衛生士の役割を体験しつつ、その他の進路の選択肢を増やすために臨地実習では、現場を通して実践的に学べる貴重な学習の場であることを意識した学習の取り組みです。ただ、教本上でみるだけでなく、実際に見て聞いて肌で感じるのが臨地臨床実習の一番の魅力です。

臨床実習及び臨地実習で学ぶポイント

常に目標をもって真剣にとりくみましょう。毎日同じようで同じではないので、小さなハプニングもたくさんおこる臨地実習。その一つ一つその場でクリアできなくても、課題としても持ち帰ることでも歯科衛生士として大切な気づきをいっぱい得ることができるのです。また、その時の課題はすべて持ち帰り、実習日誌に書いて担任の先生に提出します。それをもとに担任が細かいサポートをしていきます。患者さんの状況によって処置、声掛けも変わってくるなぁなど、先輩歯科衛生士の姿を見ながら、自分ならどうするかということを考えながら実習に取り組むと吸収力が違う!

どんな事を学ぶの?

卒業したら次は社会人。今までのように進学ではないので、より自分の行動に責任を持たなければいけません。患者さんにとっては新人でもベテランでもプロの歯科衛生士として映っています。何でも教えてもらえるのは学生のうちのみに許されること。学生のうちはたくさん失敗してもよい、たくさん叱られ、悩んで、少し厳しいと感じることもあるかもしれませんが、臨床・臨地実習は社会人になる第一歩。歯科衛生士になるにはこの実習単位をとらなければ資格取得はできません。一つとして無駄な日は無いので、心と身体が健康な状態を保ちながら以下をしっかり学びましょう。

必要な技術、知識

もちろん、戴帽式の前までに学内で歯科衛生士として最低限必要な知識と技術は学んでいます。が、現場に出てこそ学べることもたくさんあるのです。正直、慣れない現場で心細く、登校日には泣いて相談してくる学生もおります。でも、この経験は絶対に必要な経験。先生方も臨床実習中の学生の時間が終わるまで必ず学校で待機し、何かあればすぐにでも駆け付けられるようにしています。

社会人・医療人としてのルール(時間厳守、整容)

時間厳守ももちろんですが、身だしなみなどすべて、学校で厳しく言われていたことが現場でこんなに役に立つんだとひしひしと感じると思います。また、医療人としてのルールなども現場に出て歯科医院の流れの中で動いてみて改めて気づかされる部分も多いと思います。とくにこのコロナ禍、歯科医院のコロナ対策は非常に徹底されており、学生として学校で過ごしていた時よりも、医療人としての衛生管理について真剣に考える日々になることでしょう。

仕事に対する姿

先輩歯科衛生士の真剣な姿、仕事、患者さんに対する真摯な姿勢を目の当たりにして自分の背筋もピッと伸びるような感覚。どの仕事でもそうですが、プロとしてお金をいただくということはその仕事に対する責任があることです。ワセダシカでは学生のうちから、自分でしっかり自分のことをやること、また忘れ物や遅刻など自己管理ができていないことは厳しく指導されます。忘れ物したから実習に出させてもらえなかった!などという苦い経験は、社会に出たときにそんなようなことがおきて自分が困ることがないように。先輩歯科衛生士や歯科医の先生の医療人としてのスキルと姿勢を身近にみて、学び吸収することを目標に頑張っていきましょう!

先日戴帽式を終えた昼間部2年生は間もなく臨床実習のスタートです。

成長の大きな糧となりますように!応援しています。