ワセダシカ コラム
2020/06/29歯科衛生士専門学校で学ぶ上の心構え
今日はワセダシカの卒業生でもあり、現在は産休中のワセダシカ教務、青木先生からのメッセージです。
早いもので6月も終盤。ワセダシカも7月からは本格始動です。1年生の皆さんは初めての医療系の学習はいかがですか?
難しい?楽しい??色々な感じ方があって当然。あー無理だーー。当たり前、初めて学ぶことだもの。
ワセダシカの教務はご存知の方も多いですが、全員本校卒業生です。
皆さんと同じようにワセダシカで学生生活を送りました。共通点は全員クセが強い。
実は仲悪いんでしょ?と生徒には聞かれますが、みんな仲良し。
学生がお休みの時は何をテイクアウトするかで大盛り上がりです。色々なタイプの先生がいます。
でも、教務陣全員が優等生だったわけではありません。
もちろん優秀な成績で卒業された先生もいますが、私のように学生時代はお世辞でも優秀で真面目な生徒でした。と言えないタイプも。
先生には出来ない私の気持ちなんてわからないよ!という学生もいますが、
いえいえ良くわかります。分かってるからこそ大切なことを伝えたいのです。
まずは学ぶ上で大切なことをお伝えしたいなと思います。
効率よく学ぶために大切なこと
今やる意識
わからないこと理解できないことをそのままにしない。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥という言葉もあります。
先生に聞くのはちょっと勇気がいるかもしれません。こんなこと聞いて、こんなのもわからないの?と言われはしないか・・・。何がわからないのかもわからなーい!!という場合もあるかも。
しかし、それをそのまま放置してしまうと取り戻すのにとても時間と努力が必要になります。
今やることを今やる意識は結果的に皆さんにとって一番楽に短期間で学べることにつながります。
プライベートも学校もどちらも充実させたいのであれば、今やる意識が重要です。
今日わからなかったことはその日のうちに先生に聞くくせをつけましょう。
学生のうちは聞き放題。質問定額プラン(笑)
聞くという行動。この一歩が大きな差になります。私たちを頼ってくださいね。
ワクワクする学びを見つけよう
やる気が続かない、完璧に出来ないそんなの当たり前です。1年生なら尚の事。
わからない→出来ないなんて、つまらないし、やりたくないです。わかる。
好きなことやものに対してはどうでしょう?
きっと集中して調べて、知識を得て自分なりに努力をするのではないでしょうか?
どうせ学ぶなら興味がわく教科を見つけましょう。
✓綺麗好きな人なら予防処置!どうしたら歯石がガリガリきれいに落とせるか。
✓ダイエットや美に興味がある人なら、体の仕組み(解剖学や生理学)や
自分の体の問題に気がつけるという一石二鳥なことがあるかも??
✓人と話したりすることが大好き!(歯科保健指導や心理学)
そして「食わず嫌い」をなくし、難しそう…でも結構おもしろいかも?という心構えで。
苦手を克服するのを自分の中でゲームのステージをクリアするように楽しめるようになれちゃえば、これから先の人生何があっても乗り越えられるようになるでしょう。
ありのままを受け止めよう
周りの人はできてる。一緒に遊んでいるのに、なんで私だけ成績悪いんだろう。
私なんてどうせ勉強したって無理。バイトで忙しいし、持病もあったりする。課題も多い。時間もない。
どこかで自分の限界の枠を作ってしまったり人と比べたりしていませんか?
親が協力してしてくれない。学校が、友達が、彼氏が。。。与えてもらえない理由を考えていては前に進めません。
大切なのは何が与えられているかではなく、今ある自分自身をどう変えていくか。
たとえば、小テストの点数がふるわなかったとします。
点数が悪かったという現実をまずは自分のこととしてしっかり受け止める自己受容が必要となります。ありのままの自分や状況を受け入れ、100点に近づくにはどうしたらいいか?次の行動を考えなければ状況は変わりません。
ワセダシカの小テストなどは国家試験出題基準の元に作成されているので、必ず全ての問題をその日のうちに教科書を開いて復習、週末など自分の決めた日程でまた問題を解く、など問題と向き合う回数を増やす。ここが苦手なんだな、これはわかってきたぞ、と自分で分析できるようになればこの結果は必ず国試試験合格にもつながります。
ありのままの自分や状況を受け入れ、次の行動を考え、前に進みましょう。
これによって資格取得の道が開けてきます。
いまできることを無理なく続ける
色々と書きましたが、いきなり高いハードルじゃなくたっていいんです。
今日は一つこれだけは覚えよう。その程度で。
ポイント!!絶対覚えて!と先生が言っていた所をノートにその日のうちにまとめる、今日はスケーラーの使用部位覚えよう、ヘッドローテーション覚えよう。一つの項目だけでもいいんです。
毎日少しでも知識やできることを増やし、今日はちょっと頑張れたねと自分を褒めましょう。
今日の自分が明日より成長するために、学びを習慣にすることが大切ですよ。
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