ワセダシカ ブログ

2020/05/11新型コロナウイルス感染症予防のために歯科衛生士としてお伝え出来ること

医療系の国家資格をもつ歯科衛生士。

歯科衛生士になるためには他医療職のみなさんと同様に私達が自分自身、家族、大切な人達と健康に暮していくために必要な知識から学んでいきます。その知識がまさかこんなにも身近に感じる世の中になるとは思ってもみませんでしたが・・・

医療系資格のための学びが役に立つ今

さて、歯科衛生士として感染症についてすこしお話をします。

歯科衛生士という職業は医療職なので入学するとまず、微生物について(ウイルスも微生物のひとつです)学びます。なぜって?それはむし歯も歯周病も感染症だからです。

医学というのは、伝染病と闘いながら日々進歩してきたといっても過言ではありません。伝染病は微生物によって引き起こされ、人から人へと感染していくものを指し、医学が進歩するまえは、このような感染症は神によって引き起こされると信じられていたそうです。対応策は神頼みです。しかし、現代ではこのような感染症には原因があり、その原因に対し、適切に対処することが重要だということがわかっています。

今回の新型コロナウイルスは元々存在したコロナウイルスが変異した新しいウイルスであり、わかっていないことが多く、またワクチンや治療薬がないことからこのようなパンデミックになってしまいました。

しかし、原因はウイルスです。それは今や誰もが知っている事実です。ウイルスは他の生物の細胞の中でしか増殖できないという大きな特徴をもっています。感染が私たちの体の中で成立するかはそのウイルスの病気を起こす能力の強さと私たちの体の抵抗性のバランスによって決定されます。ウイルスの強さは私たちにはどうすることもできませんが、自分の体のことなら自分たちで行動することによって変化させることが可能です。

今日からできるウィルス対策

①ウィルスを侵入させない

これについてはマスク、メガネ、手洗い、もう嫌になるくらい耳にしていると思います。ウイルスは健康な皮膚には入り込むことができません。そして手洗いをすることで洗い流すことが可能です。ちなみに学校では1年生のうちに正しい手洗いの方法、手指消毒の方法をしっかりと学びます。

②口呼吸をやめる

無意識に口呼吸している方!ぽかんと口が開いていることが多い方、鼻呼吸を意識してください。どうしてもできない場合(アレルギーなどで鼻呼吸できないかたもいますから)、必ずマスクを徹底しましょう。何故なら、鼻呼吸であればウイルスの侵入を防御するための分泌液であるつまり鼻水がありますから、直接肺にウイルスがどーんといくことはかなり防ぐことができます。口呼吸ですと、そのまま気管、肺へ直接ゴー。です。これだけでもリスクが高まります。

鼻呼吸ができるけど、なんとなく習慣で口呼吸になってしまっている人もいます。気に留めることで治る場合もあります。これを期に口呼吸の方は鼻呼吸にする、いい機会ではないでしょうか。その他にも筋肉トレーニングで口を閉じるということも可能になりますが、それはまた別の機会にお話しますね。

③ステイホーム。

先程もお話しましたが、ウイルスは人の力を借りて悪さをします。ウイルスだけでは増えていくことはできないということです。だからこそ、ステイホーム。最低限の外出によって人から人へと広がっていく感染症を減らして行く。

今私たちが一致団結して行動することでウイルスの勢いを止めることが可能になります。

④ウイルスに強い体作り

ステイホームだからといって家でだらだらごろごろ、寝る時間もまばら、食べるものもカップラーメンなんて生活送っていませんか?それでは、免疫機能が落ちていってしまい、ちょっと外出したときに感染して発症してしまうかもしれません。感染したとしても重症化しないように健康な体作り大切です。

厚生労働省から公布されている健康増進法。

健康を保つためには食生活、運動、休養、飲酒、喫煙、歯の健康の保持、生活習慣に関する正しい知識の普及。こういうことも患者さんの健康を守るために歯科衛生士は学び、伝えていくことが使命です。

朝は決まった時間に起き、太陽のひかりを浴びましょう。規則正しい生活は体のリズムを整え、健康な体づくりには必須です。食事も3食バランスよく。腸内環境を整えて腸活しましょう。運動もこれを期に家でできる筋トレを始めてみて、久しぶりにあったら、あらちょっと綺麗になった?なんてできるとより良いですね。

 

⑤メンタルケア

こころの健康は、生活の質を大きく左右させます。体とこころを健康に保つために上記にあげた適度な運動やバランスのとれた食生活、睡眠の確保が重要です。

緊急事態宣言から1ヶ月以上が経ち、コロナ疲れが見え始める頃ではないでしょうか。いろいろな情報を見ると、不安な気持ちになったりするのは当然の反応です。

でも、コロナに負けない免疫を高めるためにはストレスは厳禁。

今日はこの記事をみたら、携帯もパソコンもタブレットもテレビも全部閉じて情報を一度シャットアウトして好きな映画や好きなアーティストのライブ映像をみたり、自分にあった時間がある今だからできる楽しいことをやるということを実践してみてください。

私はというと、今まではネットに上がらなかった嵐のライブをみて興奮し、今更ながら一度はライブに行っておくんだった…と思うほど楽しんでみています。

 

私達歯科衛生士は口だけを健康にしているのではありません。全身の健康を口から守るお手伝いをしています。

新型コロナウイルスに負けないようにまずは自分にできることから始めてみてくださいね。

 

ワセダシカ教務 青木