ワセダシカ ブログ

  • 2021.09.13女性だけじゃない!男性歯科衛生士の実情
  • 女性だけじゃない!男性歯科衛士のについてご紹介!

    歯科医院で治療のサポートをしたり、ブラッシングの指導などを行ったりする歯科衛生士。

    歯科医は男性・女性ともによく目にしますが、「歯科衛生士=女性」というイメージをもっている方も多いのではないでしょうか。

    看護師や介護士のなかには男性でも活躍しているケースは見られるようになりましたが、歯科衛生士の場合はどうなのでしょうか。

    今回の記事では、男性は歯科衛生士になれるのか、男性ならではのメリットや求人市場の状況なども含めて詳しく解説します。

    男性歯科衛生士

    歯科衛生士として働くための条件

    歯科器具

    結論からいえば、歯科衛生士は女性だけでなく男性であっても就業することは可能です。

    歯科衛生士法第二条第一項では、歯科衛生士を以下のように定義しています。

     

    この法律において「歯科衛生士」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、歯科医師(歯科医業をなすことのできる医師を含む。以下同じ。)の指導の下に、歯牙及び口腔の疾患の予防処置として次に掲げる行為を行うことを業とする者をいう。

     

    以前の法律では「業とする女子をいう」と表現されていたのですが、現在では女性という文言から「者」に変更され、性別に関する制約は撤廃されています。

    歯科衛生士になるための条件としては、大学や専門学校、短大などの歯科衛生士養成機関を修了し、歯科衛生士国家試験へ合格後、歯科衛生士名簿へ登録することで歯科衛生士免許証が発行されます。

    これは女性・男性を問わず同じで、性別によって歯科衛生士になるための条件が変わることはありません。

    歯科衛生士の男女比

    厚生労働省が2016年に調査した「平成28年度衛生行政報告例 」によると、全国で歯科衛生士として働いている女性はおよそ12万3,000人以上におよぶのに対し、男性はわずか77人となっています。

    男女比で算出すると99%以上が女性であり、一般的に認識されやすい「歯科衛生士=女性」というイメージは実態に即しているともいえます。

    看護師や介護士と比べても男性の比率は圧倒的に少ないため、そもそも男性でも歯科衛生士になれることを認識していない方もいるでしょう。

    また、仮に男性でも歯科衛生士として働けることを知っていても、男性比率があまりにも少ないことに抵抗を感じてしまい、歯科衛生士としての道を諦めてしまう男性もいるかもしれません。

     

    しかし、かつては看護師が女性の職業であったことや、歯科衛生不足の状況を考えると、歯科衛生士も今後は男性の比率が徐々に増えてくる可能性が高いと考えられます。

    男性歯科衛生士が活躍できる現場とは

     

    では、歯科衛生士が実際に働く現場において、男性は活躍できるのでしょうか。

    結論からいえば、女性・男性を問わず歯科衛生士として活躍できる現場は数多くあります

     

    歯科衛生士と聞くと、歯科医院での治療のサポートに徹するイメージをもつ方も多いですが、実際には歯科医院以外にも、保健所や介護施設、口腔外科や歯科がある総合病院などでも多くの歯科衛生士が活躍しています。

    たとえば、介護施設では利用者に対する口腔ケアを行ったり、歯磨きの指導を行ったりすることもあります。

     

    深刻な人手不足の影響を受け、歯科衛生士も業界全体で不足傾向にあることは事実です。

    そのため、男性であっても歯科衛生士として活躍できるフィールドは多く、さまざまな現場でキャリアを積み専門的な知識や知見を身につけていける成長意欲のある人材は貴重です。

    男性歯科衛生士のメリット

     

    歯科衛生士として働くうえでは、従来一般的であった女性よりも男性のほうがさまざまな面においてメリットがあります。

    雑務に対応できる

    歯科医院や総合病院などでは、治療に必要な薬剤や機材などを運ぶ場面が少なくありません。

    なかには重量があり女性一人の力では持ち上げることが難しい荷物もあり、男性の歯科医が対応することもあります。

    しかし、歯科医はあくまでも治療に専念しなければならず、歯科衛生士としても歯科医に対して気軽に相談はしにくいものです。そのような場合に男性の歯科衛生士の存在は貴重です。

    長期的に安定して働ける

    女性の場合、結婚や出産といったタイミングで歯科衛生士の仕事から離れてしまうケースも多く、離職率の高さが課題となっています。

    世の中全体の動きとして男性の育児休暇取得が促進されていますが、それでも女性に比べると休暇の期間は比較的少なく、長期的に安定して働き続けられることは歯科医院にとっても歯科衛生士にとってもメリットといえるでしょう。

    男性に診てもらいたい患者に対応できる

    女性ではなく、男性の歯科衛生士に対応してもらいたいと希望する患者さんも存在します。

    これは歯科衛生士だけでなく看護師などにも共通していることで、とくに男性の患者さんのなかには「女性に口の中を見られるのが恥ずかしい」「女性とコミュニケーションをとることが苦手」という方もいます。

    そのような場合に、男性の歯科衛生士がいれば患者さんに対して安心感を与えることができます。

    男性歯科衛生士の求人はあるのか?

    歯科衛生士の求人を募集している歯科医院や介護施設などは多く存在しますが、あえて募集要項に「男性歓迎」と記載しているケースは極めて稀です。

    そもそも男性の歯科衛生士自体が少数派であることから、そのような記載をしていないのが実情といえるでしょう。

    しかし、だからといって男性の歯科衛生士がNGというわけではありません。

    歯科衛生士が足りずに困っている歯科医院も多いことから、男性からの応募があった場合には前向きに考えるケースもあるでしょう。

    女性を前提に募集されているような求人案件であっても、とにかく応募してみることが重要です。

    まとめ

    今回紹介したように、歯科衛生士は必ずしも女性だけの職業ではなく、専門の資格をもっていれば男性であっても活躍することは可能です。

    そもそも歯科衛生士は業界全体で不足しており、性別を問わず歯科衛生士として意欲をもって働きたい人材は貴重です。

    また、男性の歯科衛生士には男性ならではのメリットや強みもあり、意外な場面で活躍できることも少なくありません。

    給与や年収も安定している歯科衛生士では、今後男性も増えてくると考えられるため、もし歯科衛生士としての道を考えている方は前向きかつ具体的にキャリアを検討してみてはいかがでしょうか。

    早稲田医学院歯科衛生士専門学校では、男性の歯科衛生士を積極的に募集しておりますので、一度資料請求やオープンキャンパスに来て見て下さい。