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2021/03/02コロナ後をどう生きる?歯科衛生士の資格を取ろう!

コロナ禍、それから

2020年に引き続き、2021年もまだまだコロナ禍の影響は続き、おそらく数年先まで影響されると思われます。そんな中、進路活動や就職活動をどうしよう!という声もあちらこちらから聞こえてきます。多くの企業が、新卒の大量採用を控えるようになるでしょう。人材を育てることにかけられるお金が限られてくるからです。多くの企業が、求める人材像に学力よりも適応力や即戦力を求めるようにますますなるでしょう。人並みにやれる、では勝ち残れない就職戦争が始まりつつあります。

勝負できるスキルは

そんな中、勝負できるスキルを持っているという事は非常に強いです。具体的には、留学経験があり2か国語以上使えることや、インターネットなどの情報に精通した技術を持っている、コミュニケーション能力がかなり高い(でもアピールしづらい)などです。今あげた3点でも、絶対の自信がある人は、例えばクラスの30人中に1人いるかいないかではないでしょうか。残念ながら日本のとりあえず人並みにやれればいい、「みんなどんぐりのせいくらべ義務教育」がここにきて大きな仇となっていくのは目に見えています。

ライフワークバランスが大事

そうした中で、学力も平均、コミュ力も平均、語学力もなければ、ITのことなどもよくわからない、という大半の人に待っている仕事はどのような仕事になるのでしょうか。また収入や暮らしは、どのようになるのでしょうか。自分が憧れたり夢に描いていた仕事に就くというのは正直なかなかないことだと思います。でも多くの社会人は、今やっている仕事にやりがいを見出しつつ、サラリーを生み出すものと自分の人生を潤わせるものは別に持っています。趣味であったり、副職であったり。そうやってライフワークバランスをとり、収入も安定しつつやりがいもあり、自分の好きなことに時間やお金を使える、という仕事、魅力的じゃないですか?まさに、「歯科衛生士」だと思います。

歯科衛生士は医療系国家資格ですので収入の安定は間違いなしです。また、労働環境も整っており、働きやすく長く続けやすい仕事です。ワセダシカの卒業生も、歯科衛生士としてスキルアップしながら、安定した収入とお休みがしっかりとれることなどの利点を生かし、趣味の旅行やライブ、観劇などで充実した日々を送っている声をよく聞きます。

とりあえず資格を持っておいたほうがいい

この考えが2020年、すでに社会に出ている多くの既卒者の中に広がりました。なぜならコロナ禍で、明日この会社がどうなるかわからないという会社がたくさん見えてきたからです。それを顕著に表していたのが、ワセダシカだけでなく多くの歯科衛生士学校で見られた社会人からの問い合わせの多さです。実際、ワセダシカも実に9年ぶりに夜間部の募集停止をアナウンスしざるを得ない人数が出願しました。この流れが来年、再来年も続くと、既卒者の出願が増えるので、高校新卒の枠も押されてきてしまうということが懸念されます。資格はあるに越したことはない、これから何が起こるかわからない世の中で、医療系資格は最後の砦となりえるのです。

歯科衛生士+なにか

歯科衛生士の資格を取ったから一生歯科医院で働く!ということではないと思います。先述した通り、新しい働き方がどんどん生まれてくる世の中になるでしょう。一つの会社だけに就職するというのはナンセンスになっていくことは安易に予想されます。そんな中歯科衛生士の資格を持っていて、でもやりたい事につなげた仕事、というのを生み出していくことができるかもしれないのです。

資格取得はゴールではなく、新たな自分の武器を携えたスタート。資格というしっかりとした土台をもって社会を渡っていけるのです。

 

ワセダシカでは一人でも多くの方が、自分の力で社会で生きていき、社会に貢献できるように歯科衛生士をたくさん輩出してきました。コロナ禍であってもこれからも変わらず、一人一人の資格取得を応援しサポートし続けていきます。

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